学んだこと

おとうふ工房いしかわ さんで 豆腐作りのあつい想いを伺いました!

こんばんは!

管理栄養士GOHAN-MAYUです。

 

みなさん、おとうふはお好きですか!?

最近では健康食品、ダイエット食品としても注目されている豆腐。

私も大好きな食べ物のひとつです。

 

 

先日、「発酵の本場!三河を巡る愛知HACCO&TOFUツアー」で

愛知県高浜市を中心に、

豆腐をはじめとする大豆加工製品を製造・販売する

『おとうふ工房いしかわ』さんに伺ってきました。

 

『おとうふ工房いしかわ』さんは

「自分の子供に食べさせたい豆腐を作ろう」

という想いで平成3年に設立された、

今や立派な工場をもつ大きな豆腐屋さんです。

 

あつい想いを語って下さった石川伸社長は、

実は明治時代から続く『石川豆腐店』

(おとうふ工房いしかわ さんの前身)の4代目。

 

27歳の若さでお店を継いだ当時は今のように、

食へ安心安全が求められている時代では無かったそうです。

 

 

当時、豆腐は輸入大豆とすまし粉でつくるのが主流。

 

豆腐の材料といえば、

「大豆、にがり」だと思い込んでいた私ですが、

豆腐を固める添加物には4種類ほどあるそうです。

 

 

昔から豆腐はにがり(主成分は塩化マグネシウム)で

作られてきましが、戦時中に軍需物資として使われたことを

きっかけに使用は大きく減少。

 

最近では自然志向やグルメ志向もあって、

また使用が増えつつありますが、

石川さんがお店を継いだ当時は

すまし粉とよばれる硫化カルシウムが

にがりの代替品として使われるのが主流だったそうです。

 

 

美味しく安心安全の国産大豆と

その大豆のうまみを引き出すにがりを使った豆腐作りは、

今でこそ食への感心の高まりで

決して珍しいものではないですが、

当時はその価値を知らない人が大半。

 

そんな中でも、

「食にも安心・安全が求められる時代がやって来る!」

という信念のもと豆腐作りをされてきたそうです。

 

おとうふ工房いしかわさんの豆腐は味が濃くってとっても美味しい!

お豆腐以外にもおらかを使った「きらず揚げ」というお菓子や

豆乳プリンなどのデザート、がんもどきなどの大豆の加工製品、

たくさんの商品がありますが、

どれも自分の子供に食べさせたい、

安心安全で美味しいものを自信を持って作られていました。

 

豆腐って本当に安く売っているものから、それに比べて随分高い!

と思うものもありましたが、作っている方のこだわりを聞いて、

その価格も納得・・・と思いました。

(国産大豆は輸入大豆大豆の3倍以上の値段がするし、凝固剤によっても値段が変わります。さらに手間暇かけて作られている工程なんかも考えたら・・・・)

 

石川社長、ほんとうに熱い方で、豆腐の歴史から栄養から

たくさんの知識をお話し下さいました!

ありがとうございました!

 

 

ここでは書ききれない程なので、

お豆腐好きの方は是非ホームページなど見てみて下さい!

おとうふ工房いしかわ

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

明日も美味しく楽しい1日間でありますように!

 

 

出典

石川伸 『「おとうふ工房いしかわ」年商50億のまっすぐ経営術』(2016)集英社

一般財団法人全国豆腐連合会『豆腐の添加物を知る』(2014)http://www.zentoren.jp/dish/additive.html(参照2017-6-28)