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今年もお米づくりの時期がやってきた!

今年もこの季節がやってきました。

米づくり!

ご飯がうまい!

 

去年も美味しいお米が作られる過程を体験させて頂いたのですが、

今年も是非にと、

お米農家やまざきさんの田んぼにお邪魔してきました。

4月の初旬。

この日は「籾蒔き」という作業。

 

「米づくりといえば、田植えだよねー」

去年の田植え風景・・・

 

と安易なイメージの私ですが、

田んぼに植える苗は、何もいきなりあの状態なわけではないのです。

(当たり前だ)

これが苗だね!(去年のです)

 

あの、苗を育てるために、

種を蒔く作業が籾まき。

 

毎日いただく、とっても身近な存在のお米。

知っていそうで知らないことが沢山あります。

 

どんな風に作られるのか、

どんな想いで作られているのか、

 

とっても身近な食材であるからこそ、

知っておきたい、知っていただきたい!

という想いでご紹介します。

 

 

● まずは苗を育てる環境づくりから!

 

まずは苗を育てる環境を整えるため、

ビニールハウスを作るところからスタート!

骨組みに、超ビックサイズのビニールをはっていきます。

(これ、意外に重労働・・・、大人数いてよかったー!)

 

ビニールハウスが出来上がったら、

苗を育てる「苗箱」を用意します。

プランターみたいなもの・・・かな?

すごい数です・・・

 

 

 

 

● お米の種って何だか知っていますか!?

 

ひとつひとつの苗箱に種を蒔いていくわけですが、

 

お米の種って何だかご存知でしょうか?

こんな機械で苗箱に蒔いていきますよ〜。上から今まさに入れているのが種!

 

 

ズバリ、米。

 

 

お米の胚芽部分から、芽が出て、根が出る。

そしてすくすくと育って苗になる。

 

このお米の種を春に蒔くために、

秋に収穫したお米を籾殻がついたまま保管しておくのだそう。(種籾)

 

保管しておいた種籾はそのまま蒔くのではなくて、

籾蒔きの前に眠っていた種籾を起こしてあげる作業も必要。

水に浸し、発芽させます。

芽が出ているのが分かりますか・・・!?

 

消毒液は使わず、しっかり温度管理をして温湯消毒のみ。

(熱湯消毒したらご飯になっちゃうかね!!)

 

 

 

● 1粒の種籾からとれるお米は何粒・・・?

 

お茶碗1杯のごはんには約3000粒くらいのお米が入るそう。

今回の籾蒔きで蒔いた1粒の種籾からは

一体どれくらいのお米がとれるかというと・・・

 

約1000粒!

 

と、いうことは、3粒の籾種が

1杯のごはんになるということ!!

すごい!

 

秋に獲れたお米を

春に浸水させて芽が出てくるという所からも分かりますが、

お米ってなんてエネルギーの高いものだろうと

つくづく思います。

(カロリーが高いという意味ではないですよ!)

 

 

生命力の強いお米、

さらに沢山の愛情を注がれて、

大切に大切に育てられて、

さらにエネルギーの高いものになってるなぁ

って思います。

 

お昼ごはんはやまざきさんの炊き立てご飯を囲んでわいわいと!私はおかず作りを担当させて頂きました〜

 

 

私が見せて頂いたのは、

お米づくりのたった一部。

 

 

この日はとても風が強く、

夕方なんとか作業が終わった後も、

「風の影響が心配だから」

と夜中までやまざきさんご一家は

田んぼに残って苗箱の様子を見守って、

 

 

そして苗が育つまでの1ヶ月は

毎日欠かさずたっぷりの水をまき、

温度管理をして育てていくそう。

 

 

私が田んぼに伺った日からもう2週間近く経つので、

苗も少しずつ育ってきているかな・・・

すくすく元気に育ちますように!

 

 

やまざきさん、ご一緒させて頂いた皆さま、

ありがとうございましたーー!

 

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございました!

明日もおうちごはんが美味しく楽しいものでありますように!

 

 

 

【参考文献】

山崎宏・山崎瑞弥 著 『お米やま家のまんぷくごはん』 主婦と生活社