こんばんは!
管理栄養士GOHAN-MAYUです。
ここ数週間で野菜売り場に
たくさんトマトが並ぶようになってきましたね!
だんだん日中の気温は上がってきて、
冬にはなんとなく食べたいとは思わなかった
冷やしトマトが食べたいなぁ
なんて思うようになってきた方も多いのでは??
あつ〜い日差しの下、真っ赤に輝くトマト
トマトの旬は真夏!
・・・だと私も思っていました。
でも、最近、
「いやいや、トマトの旬は真夏じゃない」
と言ってる野菜の専門家の方、たくさんいます。
「え?真夏じゃないの??」
と、いうことで、
「トマトの旬は真夏!」は思い込みだったのか・・・
考え直してみました。
「トマトの旬は真夏じゃない」
と言われる理由にはトマトの原産地にヒントがあります。
●トマトの原産地はアンデス山脈●
トマトの生まれ故郷は南米ペルーを中心とした
アンデス高原のあたりだという説がもっとも有力。
南米とは言っても、標高6000メートルのアンデス山脈の高地。
どんな場所かというと・・・
*昼夜の気温差が大きい
*日が良くあたる
*雨がほとんど降らないカラリとした気候
むむ・・・・?
日本の真夏とは全く違う気候です。
その後アンデス山脈の野生種のトマトは
たくさんの旅をして
様々の品種改良をして今に至りますが、
*高温多湿な気候に弱い
*強い日差しが必要
というトマト特徴は
故郷の環境に由来している様です。
日照量が多いけれど、
暑すぎない、
雨も少ない・・・
ということは、トマトの旬は・・・??
春!?
「真夏にトマトが沢山出回ってるじゃん!」
「家庭菜園では真夏にトマトがたくさんとれるよ!」
「トマトって夏の季語でしょ!」
(そんな渋い事言う人ここにはいないか笑)
そんな風に思う方もたくさんいらっしゃるのでは?
うんうん、私もそう思います。
じゃあ、何でトマトの旬は夏と言われているのか、
そもそも「旬」って何だ?
というコトについて明日書いてみたいと思います!
現在募集中の旬やさいの料理教室では
「ひとつのやさいをとことん!」をテーマに、
選び方から調理法、
この記事のようなちょっとした豆知識など、
色んな面から掘り下げる教室です。
ご興味のある方は是非っ!
一緒にとことん旬野菜を楽しみましょう!
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
明日も美味しく楽しい1日でありますように!
※参考文献 内田悟の野菜塾 旬野菜の調理技のすべて 保存版 春夏
参考HP KAGOME トマト大学