三州三河みりん 角谷文治郎商店 さんを見学させて頂きました!

 

こんばんは!

管理栄養士GOHAN-MAYUです。

 

 

「発酵の本場!三河をめぐる愛知HACCO&TOFUツアー」

のレポート第3弾は

三州三河みりんの角谷文治郎商店さん

 

 

すっかりレポートが遅くなっていましたが、

角谷文治郎商店さんでも貴重なお話をたくさん

聞かせていただきました!

 

 

角谷文治郎商店さんに着くと、なんと

甘酒でおもてなし頂きました!!

 

すっきりとした甘みがふんわりと広がり、

美味しい!

 

 

この甘酒の原料は

米こうじやわらかく炊いたごはん

高温で1晩仕込んだものだそう。

 

 

甘酒はごはんの中の

でんぷん質から甘みを、

たんぱく質から旨みを引き出したもの。

 

 

みりん作りは

焼酎の中で甘酒を時間をかけて作っている」と

教えていただきました。

 

 

みりんの原料は米こうじに、より甘さが上品なもち米

そして発酵調整に焼酎を使い、

常温でゆっくりと甘さ・旨み・香りを引き出すそうです。

 

 

角谷文治郎商店さんでは毎日3トンものもち米を

使っているそう!

 

大きな釜で蒸されて

 

米こうじ・焼酎と合わせます。

 

 

原料となる米も厳選し、自家製米工場で精米して

仕込んでいるそう。

 

 

米こうじを仕込んでいる部屋は壁も天井も木製になっていて

温度・湿度が調整されています。

 

社長「天井の木はこんなに厚みがあるんですよ!」
わたし「ほえぇ、こんなに厚みがあるんですか!?」の図

 

 

そして焼酎も、みりん原料に適した香り豊かなものを

自社で仕込むというこだわり!

 

 

合わされた材料は桶に仕込まれる訳ですが、

上から覗かせてもらうと・・・・

 

 

・・・ほとんど米じゃん!

 

 

勝手に、水分たぷたぷの中にお米が入っていることを

想像していた私はびっくり!

 

 

「米一升・みりん一升」という本場三河の伝統的な醸造法だそうで、

米の旨みたっぷり!という理由を目の当たりにしました。

 

 

これをじっくり発酵させ、もち米の旨みを引き出し、

2〜3ヶ月後に絞ります。

その後さら熟成されてやっと三州三河みりんになるそうです。

 

 

黄金色のみりんが生詰めされる様子も見せて頂きました!

 

 

ちなみに、みりん(本みりん)には類似の調味料として

「みりん風味調味料」があります。

これは糖類に旨み成分や香料を配合したもので、

アルコールはほとんど含まれません。

 

戦後の米不足の中ではみりんは贅沢品とされ、

高い酒税が課せられたために登場したものです。

 

 

「飲んで美味しいからこそ料理に使って美味しい」

と角谷社長のおっしゃるように、

三州三河みりんは本当にそのまま飲んで美味しい!

 

最後に冷たく冷やしたみりんを頂きましたが、

すっきりとした甘さでジュースの様に飲めてしまう・・・!

(と言いつつ、弱いのですぐ真っ赤になる・・・)

 

 

たくさんのおもてなしを受け、

熱い想いもたっぷり聞かせていただく事が出来ました。

 

 

普段使っているものが、

こんな風に、こんなにこだわって、愛情かけて作られているんだ!

という事が知ることができ、

もっと身近なものになった気がして

大切に使いたいと改めて思いました。

 

 

とっても貴重な経験をさせて頂きました。

 

 

角谷文治郎商店のみなさま、

お忙しい中ありがとうございました!

 

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

明日も美味しく楽しい1日でありますように!

 

 

 

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