食と栄養コラム

「ちょっとしたごちそう」のススメ

あなたの「ごちそう」は何ですか?

先日、とある勉強会で小学生にこの質問をしたところ

先生が驚いたという話を聞きました。

寿司?ステーキ???

答えは・・・

「特にない!」

「ごちそう」ってどんなもの??

「ステーキも寿司もよく食べるし、ごちそうではないかな」

「値段が高いものがごちそうじゃないか?」

「滅多に食べないものがごちそう?だったらそれは何?」

小学生たちの中ではいろんな議論がされたそうですよ。

確かに。

「ごちそう」の意味を調べてみると、

① 心を込めたもてなし。また、そのときふるまう酒や料理など。

② うまい飲み物や食べ物。ぜいたくな食事。立派な料理。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版

捉え方によって色々なものが「ごちそう」になりそうです。

「ごちそう」があると食卓はもっと楽しい!

こどもたちがどんな答えを出したかは、ちょっと話がそれるのでまたの機会にしますが、

私が高齢者施設で働いていたとき、お年寄りたちから

「今日はごちそうね!」

と言われたメニューは実に様々。

お赤飯の人もいれば、天ぷら、唐揚げ、オムレツにカレーライス…。

新米に納豆!という人も。

それは決して値段や食べる頻度ではなくて、

その人にとっての想いがのったものだったんだなぁ

と、「ごちそうエピソード」を伺うのが楽しみだったのを思い出しました。

あなたの「ごちそう」は何ですか?

大切な記念日だけでなく、

ちょっといいことがあった日、
疲れて帰ってきた家族を応援したい日、
気合を入れたい日、

おうちで「ちょっとしたごちそう」がいただけたら
食卓がもっと楽しくなりそうです。

料理の味だけじゃなく「思い出」みたいなものも、毎日の美味しい食卓のエッセンスだと思います。

決して特別なものでなくてなくて良いので、「ちょっとしたごちそう」をたくさん持っておくと日々の食卓がもっと豊かになりますよ!

と、言いつつ、やっぱりステーキはごちそうよね・・・笑!

お手頃価格のお肉でも、焼き方やソースでおうちで美味しくステーキ、食べられますよ。

ちょっと奮発して良いお肉を焼いちゃったら、そのコスパの良さにお外でステーキ食べられなくなっちゃうかも!!

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