こんばんは!
管理栄養士GOHAN-MAYUです!
カラダのなかで担う3つの役割について書きましたが、
どんな栄養素がその役割を担っているか知っていますか?
栄養素はたくさんありますが、
体内での働きが似たものをまとめると
5つに分けられます。
これが5大栄養素と呼ばれるものです。
その中でも摂取量が多い3つが
①糖質
②脂質
③たんぱく質
でこれを3大栄養素と呼んでいます。
糖質は「主にカラダを動かすエネルギーになる」役割を担います。
スポーツ選手が試合の前にバナナを食べるなんて話を
聞いたことがありませんか?
これは、試合で激しく動いたり、瞬時に判断するためには
たくさんエネルギーが必要だからこそ、
消化吸収が早く、素早くエネルギー源となる糖質をとる
ことがひとつの理由です。
脂質は「主にカラダを動かすエネルギーになる」「主にカラダをつくる材料になる」「主にカラダの調子を整える」役割を担います。
脂質は少量でたくさんのエネルギーを得られます。
使われなかったエネルギーは体脂肪として蓄えられ、
貯蔵エネルギーとして働いたり、
体温の維持や臓器を守る役割を果たしています。
また、細胞膜の構成成分として
カラダをつくる材料となったり、
ホルモンの生成に関わって、
カラダの調子を整える役割も果たしています。
たんぱく質は「主にカラダを動かすエネルギーになる」「主にカラダをつくる材料になる」「主にカラダの調子を整える」役割を担います。
たんぱく質は筋肉や臓器、皮膚、毛髪などカラダの組織を構成し、
酵素、ホルモンとしてカラダの調子を整える役割も担っています。
また、カラダが飢餓状態に陥るとエネルギー源としても利用されます。
糖質、脂質、たんぱく質
良く知っている栄養素だと思いますが、
その役割はひとつだけでは無く、
どの栄養素もカラダにとって必要であること、
改めてお分かり頂けたでしょうか!?
明日は5大栄養素うち残り2つ
ビタミン・ミネラルについてご紹介します!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
明日も美味しく楽しい1日でありますように!
【参考文献】
吉田企世子 松田早苗『からだにおいしいあたらしい栄養学』(2016)高橋書店
『オールガイド食品成分表2017』(2016)実教出版